金融円滑化への取組

上越信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の取組み方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。
金融円滑化に基づく開示事項<中小企業者・住宅資金借入者>
平成25年6月末~平成31年3月末(53KB)

1.金融円滑化措置の実施にかかる取組の方針

地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。
私どもは、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、これまでと同様、お客さまの抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り組みます。

  1. お客さまから貸付けの条件の変更等の申込みに関する相談を受けた場合には、当該申込みに真摯に対応し、お客さまの返済に係る負担の軽減に資する措置をとるよう努めます。
  2. お客さまから貸付けの条件の変更等の申込みがあった場合には、迅速に対応するため、申込みの内容については直ちにこれを記録、保存するとともに、受付から回答までの進捗状況の管理を徹底します。
  3. 貸付けの条件の変更等に条件を付す場合には、その内容を可能な限り速やかにお客さまに提示し、十分な説明を行うよう努めます。
  4. 貸付けの条件の変更等の申込みを謝絶する場合には、これまでの取引関係並びにお客さまの知識及び経験等を踏まえ、お客さまに謝絶に至った理由を可能な限り具体的に、かつ、丁寧に説明するよう努めます。
  5. 「経営者保証に関するガイドライン」に基づく対応を適切に実施することを確保するために必要な手続きを行うよう努めます。

2.金融円滑化措置にかかる管理体制

(1)金融円滑化統括管理責任者等の設置

金融の円滑化を適切に確保できるよう本部・営業店に金融円滑化管理の責任者・担当者を設置いたしました。

(2)金融円滑化主管部署

金融円滑化の主管部署を融資部とし金融円滑化管理にかかる取組状況の把握と理事会等への報告により、金融円滑化管理の整備・強化を行います。

(3)規程等の策定・改正

  1. 金融円滑化の基本方針を遵守し、金融円滑化に必要な管理を確立するため「金融円滑化管理方針」を策定いたしました。
  2. 金融円滑化管理の実効性を高め金融仲介機能を積極的に発揮するため、理事会、金融円滑化主管部署及び金融円滑化管理責任者等の役割を定めた「金融円滑化管理規程」を策定いたしました。
  3. 金融円滑化を一層適切に実施するために、「金融円滑化マニュアル」を策定いたしました。

(4)業績評価

金融円滑化への対応状況を営業店の業績評価に反映しております。

(5)人事考課

金融円滑化への対応状況を職員の人事考課に反映しております。

(6)営業店相談窓口の設置

各営業店に金融円滑化に関する相談窓口を設置し、お客さまへのきめ細やかな対応が図れるようにしております。

(7)苦情相談窓口の設置

金融円滑化に関する苦情相談については、本部総合企画部内に既存の苦情相談窓口との併用による専用電話を設置し、金融円滑化主管部署および営業店と連携して対応いたします。
また、営業店においては金融円滑化管理責任者または金融円滑化管理担当者が中心となり苦情相談をお受けします。

(8)経営相談会の実施

顧問税理士による経営相談会を原則毎月7日(休業日の場合は直前営業日)に隔月で有田支店、高田中央支店で実施しております。

3.他の金融機関等との緊密な連携

当金庫は、複数の金融機関からお借入れされているお客さまから貸出条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客さまの同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。

※なお、お客さまからの貸付条件の変更等に関するご相談・苦情は、次の窓口をご利用ください。

貸付条件の変更等に関するご相談窓口

お取引店の「金融円滑化相談窓口」をご利用ください。

貸付条件の変更等に関するご要望・苦情窓口

次の相談窓口をご利用ください。